なりたい自分になるためのムダなく効率的な読書術。
今日のテーマ「なりたい自分になるための効率的な読書術」は必要な知識を短時間で着実に積み上げる読書術です。
読書に時間がかかる、時間が経つと読んだ本の内容を忘れている
そんな悩みを持つ方に読んで頂きたいと思っています。僕はこの方法で3月は24冊の本を読みましたし、今年に入って64冊を読みました。入社後もこの調子で読み続けていくつもりです。
さらにこの読書術では、本を読んで学んだ内容を後になってもすぐに確認できるので、必要な時にサッと内容を振り返れます。超オススメの方法ですので、心して読んでください。
では説明していきますねー!
読書に時間がかかるという方へ
以前の僕は「読書に時間がかかる」という悩みを持ってました。
長い時は2~5時間かかってましたし、時間をかけて読んでも理解できていない部分が結構ある...ということも多々ありました。
そんな僕が短時間でしかも理解度を上げて読書を行えるようになった読書術を紹介します。
1-1.読書は速読と精読で効率的に行う
基本的に2種類の読書方法を用います。速読と精読です。
必ず1読目は速読を行い、速読後にみっちり読みたいと思った本のみ精読します。
※小説系の本は自分のペースで好きなように読むと良いと思います。僕は学びたいことがどんどん増えていってて、小説系を読む余裕がまだ持ててないです。30歳になる頃には小説をのんびり楽しむ時間が欲しい。
■速読
速読では時間をかけずに読み進めます。本の種類にもよりますが最近は1冊あたり1時間程度のペースで読んでます。内容によっては30分で読み終わる場合もあります。
ポイントは文章をそのまま受け取るのではなく、「書き手がそのパートで伝えたいことは何か」を見抜くことです。
また、普段全文をじっくり読んでいる人の場合は、「本当にその部分をじっくり読む必要があるのか?」を問い直してほしいと思います。
何かを得るためには何かを捨てる勇気も大事です。どうせじっくり読んでも時間が経つと忘れてしまうわけなので、時間の価値を大切にして読書します。
ちなみに速読を始めたばかりの時は2時間以上かかってました。速読を意識して重ねるうちに「この部分で伝えたいことは何なのか」を考える力が伸びているのを感じます。
■精読
その本の知識を得るだけであれば速読で十分なのですが、時にはじっくりと本を読んで思考を深めることも重要です。そういう対象の本は精読します。
精読では速読で上手く理解出来なかった重要な部分や、じっくりと考えたい部分に時間を割いて再読します。
一度速読したことで全体の流れをつかめているので、いきなり精読するよりも短時間で理解が進みます。
僕はこの時に重要なページは端っこを大胆に折ります。そして重要点にマーカーを引きます。本を折るのが嫌な人は付箋を利用すると良いでしょう。
次に本の選び方について説明します。
1-2.学びたい分野の入門書を複数書速読する
まずは学びたい分野の入門編を複数書速読して大まかな全体像をつかみます。
1冊目の時にストンと落ちてきていない内容でも、入門書を複数読むことで違う言葉で説明した同じ内容に何度も触れるのでいずれ理解できます。なのであまり深く考えすぎずに読み進めると良いです。
複数書読んでも理解できない部分はグーグル先生に聞いて理解しましょう。
入門編を3~5冊ほど読んだ時点で、その分野に関する基本的な前提知識はあらかた頭の中に入っています。その状態で新聞を読んだり、同分野の内容に関する有識者が意見を書いた本を読んだりすると、自分の頭で考えることができて成長を感じて楽しいです。
例えば、『あなたの毎月分配型投資信託が危ない-深野康彦(著)』という本を「投資信託」に関する入門書を3~5冊読んだ後に速読すれば、本当に危ないのかどうか自分の頭で判断できる。ということです。
時間が経つと本の内容を忘れているという方へ
「読書を続けてるけれども、時間が経つと読んだ本の内容を忘れている気がする」という悩みもありました。
そこで、「知識が自分に着実に積み上げられるようになる方法」を紹介します。
その方法はTwitterを活用することです。
2-1.Twitterを活用する
それは、Twitterに読書用アカウントを作成し、そのアカウントに「読んだ本リスト」と「読書メモ」を後で確認しやすいように蓄積していくという方法です。
2-1-1.読書用アカウントを作成する
まずはTwitterに読書用アカウントを開設し、鍵アカ設定にします。
鍵アカ設定にすることで、他人の目を気にせずに好きなようにメモを取ることができます。
2-1-2.読んだ本リストを構築する
本を読み始める時に、以下のフォーマットで投稿を作ります。(例として『ライフシフト』を挙げました)
本の総数-月の読書総数
— えびアボカド (@evi_avo) March 30, 2017
【本のタイトル】
◆メモタイトル
・メモ内容
(例)
24-12
【ライフシフト 100年時代の人生戦略】
◆著者が考える100年時代とは
・◯◯◯
・△△△ pic.twitter.com/3nmZuYGxtA
1発目の投稿に本の画像を添付するのを忘れないでください。
この画像が読んだ本リスト構築のキモです。
この投稿にリプライを送る形で読書メモを重ねていきます。
◆100年時代における働き方3種類
— えびアボカド (@evi_avo) March 30, 2017
・◯◯
→備考
・△△
→備考
◆身につけるべき資産
・AAA
⇒ABAB
・BBB
⇒BCBC
さらに読書メモを重ねる場合は、最新のリプに重ねる形でメモを重ねていきます。
つまり、上画像の読書メモを送った後、次に書くメモはこの「◆100年時代における働き方3種類ツイート」に対するリプライとして送る。ということです。
こうすることで、後になってメモを確認した時に「メディア」から画像を選択してツイートに飛ぶと読書メモが上下スクロールで一覧できます。
ただし、本の著作権を侵害しないように投稿の内容はくれぐれもお気をつけください。
⇒参考「著作権について質問です。わからないので教えてください。Twi... - Yahoo!知恵袋」
+αのテクニック
以上の内容がメインテクニックですが、僕が実施している+αのテクニックも紹介しておきます。
3-1.Excelで読んだ本の一覧リストを作成する
僕はExcelで読んだ本の一覧リストを作成しています。
これによって読んだ本の数や自分の読書録の概要が知れるのでモチベーションアップに繋がってます。
3-2.再読したい本はスケジュールアプリに番号を入力する
読んだ本の内容が素晴らしかった時、「また後でこんなタイミングで読みたいな」って時ありますよね。
そんな時に僕は読んだ本リストの番号をスケジュールアプリに入れておきます。
⇒例:「読書:46-8を読む」
3-3.特に気に入った本は読書メモを再度まとめてEvernoteに投げる
読みながら読書メモをTwitterに投稿していくわけなので、読書メモは割と乱雑になりがちです。
特に気に入った本は、読了後に重要ポイントをまとめ直してEvernoteなどに保存すると良いでしょう。
最近読んだ本だと「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか-中島聡(著)」が素晴らしすぎたのでこの方法を実施しました。
⇒なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である | 中島聡
以上、「必要な知識を短時間で着実に積み上げる読書術」でした。
お読みいただきありがとうございました!!